毎週行っている囲碁の学校で、同級生、といっても私よりちょっと年上の強い人から、
「パソコンで入力した棋譜をiPadで見たい。それから逆にiPadで記録した棋譜をパソコンに取り込みたいがどうしたよいか教えて」
と聞かれた。
これまでこのブログにも棋譜の入力については書きました。
↓
棋譜添削をiPhone6plusのSmartGo Kifuに転送する 要するにiPadで読めるメールアドレスに添付ファイルで送信するという方法です。
こんどはメールを使わずに
パソコンの棋譜ファイルの保存場所ををiCloudにしてiPadで開く方法です。

iCloudへサインインのページでAppleIDパスワードを入力すると

この画面が出ます。iCloudDriveの雲のアイコンをクリックすると開きます。

私がすでに置いた20161213棋譜添削というSGF形式の棋譜ファイルが1つ入ってるのが見えますね。
すでにHDDに保存してあるSGFファイルをここに置く方法は、画面右上のiCloudDriveとある上あたりに雲と上向き矢印のアイコンがあります。
これをクリックするとHDD内のファイルを選択する画面が出ますのでファイルを選択して開くをクリックすると iCloudDriveにアップロードされます。
あるいは棋譜を入力して名前を付けて保存のとき保存場所をこのiCloudDriveを指定すれば、ここに保存されます。
つぎにこの棋譜をiPadで読み込みます。
そのためにはまずiPadにiCloudをインストールする必要があります。
このへんは他のアプリのインストールと同じです。
AppStoreでiCloudと検索すると出ますので+入手をクリックしてインストールします。
インストールして開くとパソコンで保存したファイルのある同じドライブの中身が出ます。
SGFファイルを長押しすると、メニューが出ますので、共有を選択します。

そうするとメニューが出ますので、
SmartGoKifuで読み込むをタップします。

そうするとSmartGoKifuが立ち上がって棋譜を読み込みます。
これでパソコンの棋譜をiPadで読めるようになりました。
つぎにiPadで作成した棋譜ファイルパソコンに送る方法です。
SmartGoKifuで送りたい棋譜を開きます。

右上の四角に上向き矢印のアイコンをタップします。
メニューが出ますので、iCloudDriveに追加をタップします。
パソコンで先ほどの手順でiCloudDriveを開くと、送られてきているのが分かります。
ところががちょっと問題がありました。
パソコンのiCloudDriveに保存した棋譜をiPadのSmartGoKifuで開いても何の問題もなかったのですが、
逆にiPadの棋譜を上記手順でiCloudDriveに追加してこれをパソコンのKiinEditorで開くと文字化けしてしまうのです。
いろいろやってみましたが、メールで送ってもパソコンで開くと文字化けします。
ところがパソコンにはSGFファイルを扱う棋譜ソフトがもう一つありました。
GoWrite2です。
何とこの外国製のソフトだと文字化けせずに、SmartGoKifuで入力したコメントも読めました。
まったくどうなってるんでしょうねぇ。
やってみないとわからんもんです。
(追記)
その後もいろいろやってみて気が付いたのですが
SmartGoKifuの設定を見たらメニューに「初期SGFエンコード」がありました。
インストールしたままではこれが、西ヨーロッパ:iso-8859-1というのになっていました。
これを日本語:shift_jisに変更したらどうかなとやってみましたが、やっぱり同じでした。
一度GoWrite2で開いて保存がいいようです。
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