詰碁の勉強 

会社OB会の囲碁分科会については前にも書きましたが、前回4月27日の大会の三段以上の一組でなんと私が5戦全勝で優勝したのだ!これで次回からは五段格で対戦ということになりました。仲間内のインフレ段位ですから本当の実力のほどは分かりませんがね。

なぜ私は最近こんなに強く!?なったのか・・・その秘密は詰碁の勉強なのです。

マイコミ囲碁文庫シリーズに牛窪義高著「碁は戦略」と「碁の戦術」というのがあります。これいい本です。一読をお勧めします。
 

で、「碁は戦略」のはしがきに牛窪九段が次のように言ってます。

「私がアマチュアの皆様にお勧めする上達法は、本書の『テーマ19』に書いたように、
 
一、ヨミの訓練
二、棋理の学習

の二つです。つきつめて一つだけあげるとすれば、ヨミの訓練に尽きます。」
「このうち棋理の学習は容易です。ごく当たり前のことを基本原則としていくつか勉強すればよいのですから。」
とあります。

たしかに身に付くかつかないかは別として棋理についてはこの「碁は戦略」とか布石の考え方などの本を読めば大場より急場とか厚みを生かすといった囲碁の理論、原則など理解できます。
私けっこうこのへんのところが好きでしていろんな本を読んでます。囲碁ワールドに載っている布石、手筋、詰碁のタイムトライアルなどやると布石の問題は正答率が高い。ところが詰碁になると正答率がガクンと落ちる。

牛窪九段が書いてます
「ヨミの訓練は、詰碁などで独り黙々と地道に力をつけていかねばなりません。アマチュアがヨミの壁を突破するのは至難の業です。」
そうなんです。私も詰碁が苦手なんです。
NHK杯囲碁の解説を見ると、プロの棋士はこう打つとつぶれますと何手も先のウッテガエシやオイオトシを瞬時に読んでいる。私は大盤に並べられたのを見てああそうかと感心するばかり。石を置かないでこんなふうに先まで見通せればなぁと思うばかりであります。

そこで私も弱点のヨミの訓練をしようと詰碁の本を買って勉強をはじめました。それがやっぱりよかったのではないかと思っています。

詰碁の本を何冊か買ったうちの一冊「白江治彦著 これで十分白江式上達する詰碁」の文庫版あとがきこんなことが書いてありました。

「私はよくアマ棋客の実戦添削を依頼されるのですが、しっかりした序盤作戦、かなり高度な定石も駆使しているにもかかわらず、中盤接近戦の途中、突然死活で失速するのですよ、それも簡単な死活で。・・・私どもから見ますと、布石や定石は有段者、それも高段レベルなのに死活になると途端に初心者になってしまうのですね。」

どうもこれはわたしにも当てはまるようです。得意の布石で序盤の石立てはよろしいのですが、石が競ってくると途端におかしくなって石を取られてしまう。
毎月やっているMの会のS某六段にはこれで何度煮え湯を飲まされたことか。なにしろS六段はめっぽう下手に強くて、布石がどうのでなくて下手の石をがんがん攻めて混戦に持ち込み黒の石を取ってしまう。あれれといううち取られてしまう。
ところがしかし、なんと最近二子では自信がついてまいりました。先々読んで用心して打てるようになりました。そうなると置石を活用した厚みの石立てがきいて勝つようになってきたのです(エヘン!)。これも詰碁に取り組んだ効果の表れと考えております。

詰碁ですが、難しいトリッキーなのは必要ありません。大体難しいのだといやになってしまいますので、詰碁に関しては初心者と考えてやさしいのにしました。それでもできないのや間違えるのもありますから。

で買った詰碁の本のうちよかったのを紹介します。

   

最初にまず「ノータイム詰碁360ヨミからヒラメキへ」というのをお勧めします。全問ノータイムというわけにはいきません。当然できないのもあります。
山田規三生の「基本の詰碁」はしょっちゅう実戦に出てきそうなよく見る形なんですが結構考えてもできないのが多かったです。いい本です、2回はやりましょう。
それから白江式は隅の基本形のパターンが数多く実戦に役立ちます。
高尾紳路の最強詰碁ははどんどん解けます、どんどんやりましょう。それでも最後の方の初段から三段というのは難しいです。

買うときは安い古本で十分です。古本といっても結構きれいです。マーケットプレイスの古本は送料を取られますがそれでも安い。私はAmazonの古本の上得意ですね。
 
 






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[ 2012/06/05 12:58 ] 囲碁 | TB(0) | CM(0)

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